この記事では私の転職活動についてお話ししていきます
皆さんの参考になれば嬉しいです
私が転職活動をはじめた理由
私が転職活動をはじめたきっかけは障害者手帳の取得でした。
新卒での就職活動時には障害者手帳の取得レベルまで聴力が低下していなかったこともあり、聴覚障害があることを伏せて仕事をしていました。(入社時の健康診断で聴力が弱いことはバレていましたが・・・)
入社後は障害をごまかしながら業務に取り組んでいましたが、聴力の低下が年々進むことにより業務へ支障が出てくるようになりました。また営業職であったこともあり、お客様と直接のコミュニケーションが多く聴覚障害者である私にとってはストレスの大きい就労環境でした。
「聞いてない」と勘違いされがち….
当時はほんとうに大変だった(泣)
そのような環境で働き数年後、定期検診で聴覚が障害者手帳取得レベルまで低下していたことが判明しました。「今の会社で障害を隠しながら働き続けるか」ということも考えたのですが、「障害に配慮してもらいながら働ける企業に転職する」ということを決め、転職活動を開始しました。
転職活動の進め方
障がい者採用での転職を考えるにあたり、私が重視していたのが現職の企業と給与面を含む待遇が同等であることでした。障がい者採用になるからと言って、現職よりも給料が下がっては嫌ですし、私の場合は総合職として働いていたので、同様に総合職で転職したいと考えていました。
上記条件の転職先を見つける為に、私がまず行ったことは転職エージェントへの登録です。私が転職エージェントに登録した理由は以下の2点です。
I. 非公開求人を紹介してもらいたいから
II. キャリアアドバイザーに転職活動の相談をしたいから
求人サイトでも多数の障がい者採用の求人は出ていますが、転職エージェントに登録すると登録した転職エージェントのみが把握している非公開の求人を紹介してもらうことができます。
障がい者採用枠の求人って良い条件のものはあるのかな?
と思っていましたが、転職エージェントから紹介される非公開の求人には私が求める条件の求人が多くありました。非公開の求人=高待遇の求人が多いので、紹介してもらう為にも転職エージェントへの登録はおすすめです。
また、転職エージェントへの登録時には面談(オンラインも可)があり、面談後はひとり1人に担当者が付くため転職活動の相談に乗ってもらうことができます。
私のコミュニティには障がい者採用で働いている方や障がい者採用での転職活動を経験している方がおらず、右も左も分からない状況だったので非常に助かりました。求人への応募時には履歴書・職務経歴書の添削、書類通過後は面接練習にも付き合ってくれました。
私自身は障がいをクローズにして働いていたので、現職の仕事上の悩みも聞いてもらえたのでストレスの軽減にもなりました。(笑)
I. dodaチャレンジ
II. アットジーピー【atGP】
どちらとも最大手の障がい者採用の転職エージェントです。両者ともにキャリアアドバイザーは知識が豊富であり、懇切に対応して頂けたので信頼できると思います。
非公開の求人には限りがあるので、転職活動をお迷い中の方は登録と面談をまずは済まされることをオススメします。
転職エージェントは無料サービスですので、キャリアアドバイザーとお話しできるだけでも良い機会になると思います。
障がい者採用の転職エージェントについては、別の記事で詳しくまとめる予定です!
転職活動の結果
転職活動の結果、希望していた大手メーカーに総合職での内定を頂くことが出来ました。営業から人事へのキャリアチェンジでしたが、キャリアアドバイザーの支援もあり上手く転職活動を進められたと思います。
面接の攻略法についても、また別記事にて紹介します!
しかしながら、内定を頂いたのにも関わらず、結局は現職の企業で働き続けることに決めました。理由としては、転職理由であった「障がいに配慮してもらいながら働ける」ことが現職で可能となったからです。
転職活動を通じて、「障がいをオープンにすることの大切さ」を学んだことと同時に「障がい者である自分への自信」がつきました。
転職活動の途中で当時の上司に障がい状況を思い切って相談し、営業からの異動希望を伝えました。その結果、合理的配慮を受けながら希望の部署(人事)で働くことが出来るようになりました。
転職活動する前に、相談していたら良かったじゃん
との声が聞こえてきますが(笑)、転職活動前は「障害について相談しても何も変わらない」だとか「この会社には自分の居場所はない」というマイナス思考であった為、相談する勇気・気力がありませんでした。
現職の職場に相談できることになったことも転職活動を経て、得ることができた結果だと私は思っています。
【結論】障がい者の転職活動はおすすめ
私の転職活動の結果としては、「希望していた職場環境」と「マイナス思考からの脱却」を実現させることが出来ました。
「職場環境に不満を抱えている方」・「マイナス思考に陥っている方」には転職活動を強くオススメします。転職活動は自分自身のキャリアや考え方を見直すきっかけとなると思います。
企業の障がい者雇用における法定雇用率の上昇やダイバーシティ推進の影響もあり、障がい者採用の求人は想像以上に多く、雇用条件も向上していると思います。今後ますます障がい者が活躍する場面が増える(増えるべき)と思います。明るい未来に向かって一緒にがんばっていきましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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